みなさん、こんにちは!
金沢市・白山市の学習塾、GAINです!
期末試験も近づき、いよいよ本番というところですが
今までの範囲の復習はしっかりとできているでしょうか?
あまり自信がない人や復習の仕方が分からない人など
お困りの方も多いと思うので、今回は今すぐ試してほしい
効果的な復習法をお伝えしたいと思います!!
ぜひ参考にしてみてください!
復習をする目的
私たちの脳は「忘れやすい」性質を持っています。
むしろ、意図的に「忘れている」
とも説明できます。
なぜなら、脳には容量があり、必要のない情報はどんどん消していかなければならないからです。
脳に入ってきた情報は、「覚えておくべき情報かどうか」仕分けられます。
「記憶する必要がある」と脳が判断すれば、長期記憶として脳に残ります。
ですが、時間が経つと脳はまた容量の整理を行うため、消される情報も出て来てしまいます。
復習とは、脳に「これは必要な情報だ」と言い聞かせて、記憶を定着させるために行うことです。
また、復習を行うときに「暗記」にとどめてしまうのではなく、「理解」した状態まで
引き上げていくことも行ううえで大切な要素になってきます。
効果的な復習法について
では、いよいよ復習のやり方について述べていきます!
みなさんはいくつ普段の勉強でしているでしょう~~
初めて知った!という人も試しやすいものからどんどん
普段の勉強に取り入れてみてくださいね!(^^)!
忘れかけているタイミングでの復習
みなさんは、どのタイミングで復習をしているでしょうか。
例えば、課題の丸つけをした直後やテストを受け、採点された答案用紙が返却されたタイミング、
人それぞれだと思います。
しかし、それは効果的な復習ではありません。
勉強したあとに時間を空けると、その間に覚えた内容が脳で整理されるのですが
実は、情報が未整理の状態より、脳内が整理された状態の時に
復習をしたほうがより定着しやすいのです。
おすすめの復習タイミングは次のとおりです。
復習1回目→翌日
復習2回目→1週間後
復習3回目→2週間後
復習4回目→1カ月後
人の記憶が薄れていくタイミングを狙って復習を重ねていくことで
なかなか覚えられない単語や語句、公式などの記憶を
定着させることができるかもしれませんね!
とにかく自力で思い出す
復習をするタイミングをお伝えしましたが
復習のやり方についても注意が必要です。
教科書や授業のノートを再度読み直したり、
参考書のポイントをノートにまとめてみたり、
同じ問題を何度も解いてみたり、復習の方法は
たくさんあると思いますが、効果的な方法をお伝えします!
ものすごくシンプルですが、それは
「思い出す努力をする」です。
心理学の分野では「テスト効果」と呼ばれるものですが
覚えた内容を思い出すという勉強をすることで
復習の質を高められるという研究結果が出ています。
1時間教科書を読むという勉強よりも
10分教科書を読み、10分覚えたことをノートに書きだすことを
3セット行ったほうが、記憶は定着しやすくなります。
また、紙に書きだすことで、自分自身の覚えている内容と
覚えきれていない内容が目で見て分かるので
重点的に復習すべき箇所を把握しやすくもなります。
思い出すことをさぼって、すぐに答えなどを確認するようになると
脳の老化が始まるとかなんとか、、
これからは自力で思い出すという習慣を身につけましょう!
勉強の黄金比を習得する
みなさんは勉強の黄金比をご存じですか?
学校や塾の先生に言われたことがある人もいるかと思いますが
学習におけるインプットとアウトプットの黄金比は
3:7
です!!
さきほど、教科書を読んで、ノートの書きだすというお話をしましたが
教科書を読むという作業はインプット、
ノートに書きだすことはアウトプットに値します。
インプットを3分間行ったら、アウトプットは7分行う、
このような勉強法が最も記憶定着が良くなるといわれます。
よく、単語帳とにらめっこしている学生さんを見かけますが
自分自身に「テスト」を課さないと、どれだけ時間をかけても
忘れやすい情報として脳で整理されてしまいますよ!
ぜひ、アウトプットの時間を多めに設定した
学習計画をたててみてくださいね!
まとめ
今回は効果的な復習法を3つご紹介しました。
みなさんはいくつ普段の勉強で実践していましたか!?
記憶力に自信がないとか自分は頭が良くないとか勉強しているのに成績が上がらないとか
そんな思いをしたことがある方はぜひ、今回の方法を挑戦してみてください!